ひとりぼっちを忘れないで



ひとりぼっちがいつまでたっても泣いている。 いいかげんあきらめれば。そういえばひどくきれいな横顔は落ち込んでしまった。 とどかないやさしさばかりを拾い集めて、誰かにほめてほしくてどうしようもない ひとりぼっちはいたいいたいと泣いているんだ。

(やさしくなんてしてほしくない。やさしさなんていらない)

なんてばかみたいに強がりばかりを押しつけて、ときどき じぶんの傍にいるまぶしさとかかがやきとかを忘れそうになるよ。 また信じることはできるのかな。また信じることはできるのかな。 静かにきえてゆくまえにどうかたすけて。




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